先日の新聞にも引きこもり外来やディケアの記事が取り上げられていました。
私のところにも引きこもりの子供を抱える高齢の親御さんや家族、不登校に悩む親御さんが相談に訪れます。
勿論、親は子供の幸せを願い、何とか普通に生活してほしい、立ち直ってほしいと切実な思いで訪れるのです。
親御さんやご家族は、疲れ果て、藁をもつかむ思いでいらっしゃいます。
しかし、普通ってなんなんでしょう? その子の幸せってなんなんでしょう?
自身を理解されない 子供が実は一番苦しんでいるのです!
子供はただ、自分の存在を認めてもらいたい! 自分で決めてきた生き方を理解してほしい!
そんなシンプルなメッセージを親に送っているだけだと思うのです。
条件付きの愛で子供を縛りつけていないでしょうか?
無条件の愛情を受けた子供は、自分らしくすくすくと成長します。
都合の良い親の思いが強ければ強いほど、子供は苦しみます。
世間体や親のエゴで思い通りにすることに強く反発し抵抗するのです。
小さい頃は、 思いどうりになっていた子供も、その子の成長と共に変化していきます。
その急激な変化に親は動揺してしまうのですが、それは心の成長を遂げるために必要で当然の流れなのです。
逆に、 親を傷つけまいと、親の思いに応えようとする精神性の高い健気な子供もいます。
しかしいつかそれにも疲れ、自分が決めてきた人生を送ろうと軌道修正しようとするのです。
親が、それに気付き、寄り添い無条件の愛を与え見守ってほしいのです。
子供の成長は一人一人違います。 他と比べられないのです。
年齢で判断するのは違うと思うのです!
思い切り愛を受け取ることができたら、自然に親の手を離れていくのです。
最近の子供は、社会を変えようと 勇気を振り絞り、この世に強いメッセージをもって生まれてきている
といわれています。
それを一番身近で応援してあげてほしいのが、親であり、特に母なのです。
もっともっと、苦しんでいる子供達や親御さん達の為に 私も勇気をもってメッセージを送り続けたいと思うのです!!!
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