子供は、いえ人間はいえ植物や動物だって、光がないと生きてはいけない。
光がないと色のないくら~い世界になってしまう。
以前、60代の女性から30代の息子さんについて相談を受けたことがあります。
息子さんは、父親がとても厳しく言いたいことが言えない環境で育ったようで、
自分自身の存在価値を見出せず、ある時から引きこもるようになったんだそうです。
何度か相談に訪れた際に、<息子はカーテンも開けさせてくれないんです。>とおっしゃっていたことを
思い出しました!
暗闇にいると心まで深ーい闇の中におちてしまう。
目の前に希望の光があることに気づけない。
そして人間は悲しいかな褒められたことより、否定されたことが記憶に残ってしまう。
だからこそ、特に子供には否定的な言葉は使わない方がいいと思うのです。
以前、詩人で絵本作家の谷川俊太郎さんの対談で話していました。
<マザコンは世間では否定的にとらわれるが、マザコンはとても素敵なこと!
子供の頃、無条件の愛を受けた子は、大人になって社会に出てから条件付の愛にも耐えられる。>と。
最近、カウンセリングに来る方の中に、アダルトチルドレンと思えわれる方が多いことに気づきます。
子供の頃の親子関係が大人になっても癒されず悩んでいる方が本当に多いのです!
子育ては、子供の中の光をいっぱい見つけて、いっぱい褒めてほしいのです!
そして、どうしても言い聞かせなければならないことは、子供を脅したり追い込むのではなく、
プラスの言葉に変換して伝えてほしいのです!
親は子供に背中を見せることが、一番のしつけになると思います!
そうする方が、どんな言葉よりも子供には響いてくれるのです!
そして、子供はきれいな色が大好きです!色がいっぱいある環境を作る事も大事なことと思うのです!
色は人を癒すことができます!
先日ワークにきてくれた女の子達を見ていると、石やビーズを選んでいるときの表情がとってもイキイキしていて、なんだか私が癒された気がします!
30代の引きこもっている息子さんにも、サンキャッチャーを作ってあげたいと思うのです!
いつか、光の世界に出てきてくれることを願って!
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